ガイドブック2013
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ジョグジャカルタのご案内国内線で世界遺産のあるインドネシアの古都へ行こうジョグジャカルタは古い歴史のある街。仏教やヒンドゥー教の全盛、イスラム教改宗、オランダによる植民地支配などを経て現在に至っています。それぞれの時代の名残は、随所で見ることができます。 時差はバリ島の1時間送れ(日本の2時間遅れ)となります。王宮KRATON王宮は1756年に建築され、ジャワ建築の粋を集めています。ここは7つの部分から構成され、まず最初に「接客の間」があります。美しいステンドグラスや天井からぶら下がるランプなどでスルタン・ハンメク・ブオノ家のかつての権勢ぶりをうかがうことができます。水の宮殿TAMAN SARI王宮を出て少し南へ行くと「水の宮殿」に着きます。ここはスルタンが王宮に仕える女性達の水浴び姿を眺めて楽しんだところといわれています。正面から階段を上がり前庭を抜けると、目の前に豪華な石造りのプールが現れます。プールの周りには、スルタンがその夜、床を共にする美女を選ぶために覗いたといわれる小窓のある部屋があります。ソノブドヨ博物館SONOBUDOYO MUSEUM王宮と北広場をはさんで建つのがソノブドヨ博物館。ジョグジャカルタだけではなく、ジャワの文化をまとめて知ることができます。入口を通るとまずジャワ建築の建物いっぱいに広がるガムラン楽器。中に入っていくと、バティックやワヤンクリッ(影絵人形)、トペン(お面)などの展示があります。また館内では毎晩ワヤンクリッも上演されています(20~22時)ボロブドゥール遺跡BOROBUDURバリから飛行機で1時間、8世紀頃仏教王国シャイレンドラ王朝が中部ジャワの古都ジョグジャカルタのジャングルの中に築いた世界最大の仏教遺跡。遺跡全体の大きさは土台が120mの正方形、高さ40m。壁面を埋め尽くすレリーフの量と精巧さ、特に下部6層の基壇の側面に彫り込まれた仏陀の一生の物語の回廊レリーフや、目透かし格子の隙間から手を伸ばし身体の一部に触れる。プランバナン寺院PRAMBANAN出土したカウィ文字の石碑文から856年建造と考えられています。当時、中部ジャワの北部は仏教王国シャイレンドラ王朝に、南部はサンジャヤ王朝支配下のヒンドゥー教国マタラム王朝によって統治されていました。そしてそれぞれがボロブドゥールとプランバナンという世界的な寺院を建造しました。プランバナンの中心に建つシヴァ神殿は天に燃え上がる巨大な焔のような姿で、ムラピ山からインド洋にかけて広がるケウー平野を見下ろしています。 プランバナン屋外劇場での古代インド叙寺伝ラーマヤナダンス鑑賞はおすすめです。世界遺産世界遺産ジャワ島バリ島ジャカルタバンドゥンソロ王宮水の宮殿ソノブドヨ博物館スラバヤブランバナン寺院プロモ山ギリマヌクムラビ山ジョグジャカルタ市内ボロブドゥール寺院Sightseeing15

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