バリ島研修レポート 2014年6月
〜2日目・ジンバラン・ヌサドゥア編〜
現地スタッフ 2014年6月
- 2日目・2014年6月2日 ジンバラン・ヌサドゥア編 その1
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バリ旅・インスペクションの2日目は、世界各国の旅行者から熱い視線を集め続けている「アヤナ・リゾート・アンド・スパ」からスタートです。
「アヤナ・リゾート・アンド・スパ」(以下アヤナ)があるのは、ジンバラン地区の中でも高台ですから、車はジンバランのビーチを通り過ぎてからずーっと坂道を登って行きます。このリゾートが建っている土台となる土地は非常に固い岩盤なので、ホテル建築の基礎工事中には、毎日ダイナマイトで爆破する音が当たり一面に響き渡っていたとか。。。
インスペクションはセールスの美穂さんにご案内して頂きます。東京でも外資のホテルのセールスをされていただけに、物腰が柔らかく、説明して下さる言葉にも一切の淀みがありません。さすがプロ。
まずはクラブルームへ向かうため、専用エレベーターで降りていきます。。。
エレベーターがクラブルームの在る階に停まるには、クラブルーム専用の鍵がある事が条件とのこと。エレベーターを降りるところから「クラブルームを選んだ貴方」だけの特別な空間、なんですね。
天蓋の上部分に見えるフリル(布のヒダ部分)と、ヘッドボードの左右上部にある木彫。細部にまでこだわりのある高級なインテリアは、さずがクラブルームならではです。
ビルディングタイプの次は、オーシャンビュークリフヴィラのお部屋を見せて頂きました。
ご案内して頂いたお部屋の扉は、時を経て馴染んだ赤い色。味わい深い風格を感じます。
ベッドルームの外には開放的なガゼボも。
さすが、「オーシャンビュー」の名の通りお部屋と敷地内からいつでも海が見えます。
バスルームと言えば、やっぱり気になるアメニティーグッズを拝見。ボディローションはロクシタンでした。
マウスウォッシュもあるので、ガーリックの効いたインドネシア料理を食べた後でも安心ですね。
ひとつ、皆さんにお知らせしておきたい事があります。
今バリ島の主要なリゾートでは、環境への影響を考え、必要のないタオル交換やシーツの交換をしないようにしているところが多くなってきました。
日本のような下水システムが整っていないバリで、タオルやシーツ類のお洗濯で出る洗剤の混ざった排水を極力減らそう、という小さな努力です。
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さてさて、次はアヤナのお隣に出来た姉妹ホテル、"森"を意味する名前のついた「リンバ」へ向かいます。
アヤナもリンバも、それぞれ広大な敷地面積を保有して隣接しています。
双方間の移動には10分も掛りませんが、沢山の木の中を抜けて走る私道はちょっとしたお出掛け気分が味わえます。
開放感のある造りでワクワク感も更に高まります。
このシャトルバスは、朝10時から夜10時まで、15分間隔で運行されているそうです。
とても不可思議な形をした灰乳白色の素材は、流木のように表面が滑らかで、中にカラフルな色の玉を抱えて静かにぶら下がっています。
リンバに行かれた際には、是非天井に目を向けて探してみて下さいね。
窓側にあるソファーがありますが、このお部屋を3名様でご利用になる際には、
ソファーが変身してエキストラベッドになるそうで
、エキストラベッドは入らないそうです。
バルコニーには丸いお洒落なソファーが置かれています。
次に、ご家族連れに嬉しい、コネクティングルームを見せて頂きました。
ジンバランベイ・ルームに比べると、広くてとっても贅沢。
リビングルームとベッドルームが別れていて、とっても広いウォークインクローゼットも付いています。
レインシャワーの付いた個性的なシャワーブースには目を見張りました。
コネクティングルームは、お部屋の中にあるドアで行き来出来るので、
一緒に居ながら、お互いのプライベートも大切にしたいご家族連れにとっては実に便利。
リンバの最後は、5階建ての屋上にある、ユニークなフールトップバーを拝見。
プールに併設されたバーは、午前11時からのオープンで、金・土は深夜1時まで、それ以外の曜日は夜12時まで営業しているそうです。
水色のクッションが沢山並んでいるソファー群は、午後のひと時をまったり過ごすのに寝心地が良さそうに見えます。
こちらのルーフトップバーには、特に更衣室などは無いそうですので、水着はお部屋から着てくるのが良さそうです。
外部のお客様もご利用可能との事ですので、その際のお着替えはトイレなどを使って下さいね。
アヤナとリンバの印象は、「ホテルの外に行かなくても完結出来るリゾート」。
ご家族連れやハネムーナーといった、全く異なる人達にもそれぞれに適した滞在を提供出来るキャパシティーの広さを改めて感じました。
日本人スタッフの人数が多い事も、海外旅行にあまり慣れていない日本人観光客には心強く、安心ですね。